1968-12-19 第60回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
実施要綱については今後さらに具体化されるというお話でありまするから、その内容を見なければどのような影響が国民医療全般に、あるいは保険財政に加わるかということは知るよしもないわけでありまするが、しかし、いろいろ伝うるところによれば、各種検査を完全に実施する。たとえば尿の検査も実施する。尿の検査をやることによって潜在的な疾病が発見される。それに対して完全診療。
実施要綱については今後さらに具体化されるというお話でありまするから、その内容を見なければどのような影響が国民医療全般に、あるいは保険財政に加わるかということは知るよしもないわけでありまするが、しかし、いろいろ伝うるところによれば、各種検査を完全に実施する。たとえば尿の検査も実施する。尿の検査をやることによって潜在的な疾病が発見される。それに対して完全診療。
単に医療保険制度だけではなく、医療制度、公費負担制度等、関連制度を含めた国民医療全般にわたる総合対策でなければならない、かように思います。政府としては、現在、各方面の意見を参考として、その具体策について鋭意検討中であります。各方面にも納得の得られる成案を得るように、一そうの努力を重ねるつもりであります。 次に、炭鉱災害の問題についてお話がありました。
これは御承知の通りでありますが、しかし今日の国立病院等にいたしましても、なかなか設置の沿革等がございまして、国民医療全般を考えた国立病院の設置というよりも、軍の配置によった陸海軍病院がそのまま引き継がれたというような関係がありまして、国民全体から考えますると、これらの問題につきまして、さらに検討を加えて適正な配置をするということは当然なすべきことではないか、かように考えております。
併しながら医薬分業をすることはひとりこれは保険だけでなしに、国民医療全般に大きな影響を来たす虞れのある問題でございます。
繰返しますと、国民医療全般に及ぼす影響というものを医務局が中心となつて厚生省内関係局が協力して方針を決定をし、その方針決定がありましたならば、具体的に社会保険にこれをいかに現わすかということで私の方で参与するというような段取りで進める予定であります。まだその基本的な方針の決定には至りませんで現在においては従来たびたび調査をいたしました資料を整備をし、その内容を検討いたしておる段階でございます。